所用があり、足利にある知り合いの園芸店へ。
そのまま帰るのもなぁと思い、
車を置かせてもらって周辺を散策することに(^^)
足袋旅第3弾のスタートです✨
足利で行ってみたかったところ。
まずは鑁阿寺(ばんなじ)へ。
こちらは楼門(仁王門、山門)と反橋。
鯉に、
鴨に、
鳩がお出迎え。
門をくぐって進んでいきます。
鑁阿寺はもともとは足利氏の館なのだそうです。
その子、源(足利)義家(足利氏の祖)が、
二代にわたって邸宅としました。
源(足利)義康の子、足利兼重によって、
足利氏の氏寺として建立されたそうです。
なるほどなぁ!
写真とともに、境内の紹介を。
国宝にもなっている本堂(大御堂)。
中御堂(不動堂)。
一切経堂。
大銀杏と多宝塔(塔婆)。
鐘楼。
どれも立派!
さらに奥へと進むと、
大酉堂(おとり様)。
校倉。
ひるこ堂。
そしてお稲荷さんがありました。
鑁阿寺への参拝を終え、来た道を少し戻ります。
ということで次なる目的地は、
「日本最古の学校」と言われる、足利学校です。
學校門。「学校」と書かれた門はここしかないそうです。
孔子廟。
中には孔子坐像と、
学問にすぐれ野相公(やしょうこう)と呼ばれた小野篁(おののたかむら)坐像がありました。
庭園も見事です!
メインの建物で、方丈、庫裡(くり、生活の場)、書院。
中には宥坐の器(ゆうざのき)というものがありました。
水を入れると器が安定するのだけれど、
ある一定以上入れるとひっくり返ってしまう。
腹八分目。何事もほどほどが大事なんだなぁ。
少し見える書院はこんな感じ。
フランシスコ・ザビエルによって、
日本の中で最大、最も有名な坂東の大学として世界に紹介されたそうです。
国宝の書物もたくさん!
他にも衆寮や、
図書館、
奥には庠主(しょうしゅ、学長)の墓所など、いろいろとありました。
また少し歩いて、いよいよ最後の目的地、
織姫神社です。
ここまで歩いて、最後に階段はなかなかハードでした💦
もう日も沈みかけています。
足利と言えば織物。
しかし機織の神社がありませんでした。
宝永2年(1705年)、足利藩主であった戸田忠利が、
神服機織神社(かんはとりはたどのじんじゃ)から、
天御鉾命(あめのみほこのみこと)と、
天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の二柱を勧請し、
(本当はこの間、もっと複雑だったようですが)
機織りを司る天御鉾命と、
織女の天八千々姫命。
二柱で共同して織物を織り、天照大御神に献上したそうです。
織物は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織り合って織物になることから、
男女二柱の神様を御祭神とする、縁結びの神社と言われるようになったそうです。
たーてのいとはあーなたー、よーこのいとはわーたしー
おりなすぬのはー♪
ってやつですね(^^)
また織物をつくる織機(しょっき、機械)は鉄でできているものも多いので、全産業の神様といわれ、
7つのご縁を結ぶ産業振興の神社とも言われるそうです。
なーるほどなー!
今回写真に撮り忘れましたが、
織姫神社には7色の鳥居の並んだ道もありました!
足袋旅をするのは、いつも急に思い立って。
毎回帰り道は夕暮れ。暗さと寒さとの闘い。
次はちゃんと計画しよっと!
というわけで、
今回は足利のまちと、
行ってみたかった3つのスポットを
じっくりと見て回ることができました(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪